2009年11月30日

夏の思い出。もう冬か・・・

夏に加賀の白山という山に登った。
クロユリという不思議な花があるというのを聴いて、登ることを決めた。
黒いユリか・・・
私がイメージしていたのは魔女が毒薬を作るときに、最後に香り付けとして入れるような、どぎつくて主張の強い花だった。
しかし実際に見てみると、よく探さないと見つからないような小さくて、地味といえば地味な花だった。真っ黒というよりは、中は少し紫がかった黒。背も低い。
しかし、ひそやかでかわいらしく、気品のある花だ。そして少し孤独を感じさせる。
白山は2700メートルくらいだったか、かなりの高山。大変なところもあるが、変化に富んだすばらしい山だった。レオナルド・ダ・ヴィンチと一緒に来たら大喜びするかもしれない。アナロギア思想を刺激するランドスケープが広がっていた。植物の種類も豊富で、頂上付近には天空の花畑が広がっている。
日没の前、空が茜色に染まりはじめ、遠くの山と山の間の地平線あたりがキラリと光った。よく目を凝らしてみると、それが日本海であることがわかった。空の色も次第に強く金色になり、太陽の反対側はと振り返ってみると、暗くなりはじめた空になんと虹がかかっていた。
グランドフィナーレ・・・
どれをとっても現実離れしすぎていた。しかし、どれも現実に起きたことなのだ。


posted by azusa at 12:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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